世界初を成し遂げるために

Interview

世界初を成し遂げるために

要素技術研究Y.Y.

開発

Y.Y.

新卒

理系

基礎研究

機械

設計

ソフト

グローバル

入社のきっかけや理由を教えてください。

モノづくりが好きなのでメーカー中心に就職活動をしていましたが、企業研究をする中で、かなり大きなものを作っている会社は部門や業務が細分化されていて、製品の全体像が見えないケースが多いことを知りました。そこで、大きな機械の小さな一部を作るより、「自分がこれを作った」という実感が欲しいと考えました。島精機では様々な開発に若手が積極的に携わることができ、製品も適度な大きさのため、任される範囲も広く手ごたえがあります。また大企業だと設計は日本、生産は海外ということが多いですが、島精機では開発と生産は同じ場所にあり、作ったものをすぐに確認できます。ちょっとした設計トラブルも、生産現場へ駆けつけて、図面を片手に話ができ、解決もスピーディー。こういう小回りが効くのも魅力の1つです。学生時代は都市部に住んでいましたが、地方でもやりがいのある仕事ができると思い入社しました。

入社のきっかけ

業務内容について教えてください。

主に大学と共同研究をおこなっています。基礎研究が中心で、設計、実装、検証、論文執筆など業務は多岐に渡ります。例えばアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの研究メンバーは人種も文化も様々で、それぞれの思想やバックグラウンドにも理解を深めながらプロジェクトを進めていくことになり、調整力が求められます。思いもよらないアイデアが出たり、意見がぶつかることもありますが、共に挑戦する仲間が遠く離れた海外にもいると思うととても心強いです。研究という性質上、正解がなく99%が無駄になる可能性もありますが、自分の仮説通りに実証できた瞬間は、「間違っていなかった!」と感無量になります。海外の学会で賞をいただいたり、雑誌に掲載された時は世界に認められたという実感を得られました。

仕事内容
MIT

MITメディアラボ副所長でタンジブル・メディア・グループ長の石井裕教授(左端)と彼のチームの研究者3名との写真

普段の仕事に毎日決まったルーティンワークはなく、海外からのメールに対応したり、共同研究の相手とWEBミーティングをしたり、論文の調査や報告書を作成していると、一日が終わってしまうこともあります。私の部署は研究の傍らシミュレーションソフトのプログラムや実験装置でのテスト、CADで図面を書いて3Dプリンターで出力するなど、皆複数のタスクを並行しておこなうマルチプレイヤーばかりです。世の中にないものをつくることを目標に皆が同じ方向を向いていて、とても協力的。思いを一つに仕事ができているので職場は良い雰囲気だと思っています。

今後の目標を教えてください。

未来を見越して、将来役立つ技術の種を育てていくのがミッションです。私の仕事は、今後の島精機を牽引し、発展させていく礎となることも期待されているので責任は重いですが、やりがいがあります。アパレル業界だけでなく、他の分野にも応用できる面白いことや、可能性も見出していきます。最終的には新技術を実用化まで漕ぎつけることが使命です。研究・試作から量産にたどり着くには大きなハードルがありますが、それを乗り越えて自分の構築した技術が製品に活かされ、世の中のためになるよう今後も注力していきます。

今後の目標

未来の仲間たちへメッセージをお願いします。

要素技術は、誰も知らない事象を開拓し、将来の製品へ活かしていく仕事です。もちろん上手くいかないことも多々ありますが、それを打破して自分の手で世界初を成し遂げることは何物にも代えがたい達成感があります。このようなドキドキ感やワクワク感を味わって共有したい方にはうってつけの環境です。5年後、10年後の島精機を共に描けるよう、一緒に新技術を確立していきましょう。

メッセージ

ONE DAY スケジュール

8:15
出社、メールチェック、スケジュール確認など
9:00
朝礼
9:30
シュミレーションプログラム実装
10:30
午後からのWEBミーティングのために報告書、資料作成
11:50
昼食・昼休憩
13:00
共同研究先とWEBミーティング
15:00
議事録作成、図面の検図など
論文調査、編み地の評価サンプル作成など
19:15
退社(必要に応じて1~2時間残業)
19:45
帰宅

休日の過ごし方

温泉好きなので、ドライブも兼ねて温泉に行くことが多いです。 紀伊半島には泉質のいい場所が多いので、片っ端から訪れています。

休日の過ごし方
島精機製作所の緑地 新卒採用エントリー