SHIMA SEIKI 島精機製作所

ニュースリリース

2023年1月30日 プレス SDS

「SHIMA SEIKI 東京プライベートショー2023」開催のご案内

弊社は、2月7日(火)~ 9日(木)の3日間、東京都千代田区の科学技術館において「SHIMA SEIKI東京プライベートショー2023」を開催いたします。
当展では、ホールガーメント横編機の新機種<SWG-XR>をはじめ、横編機各種とそれぞれのサンプルを展示し、アパレル・ファッション業界はもちろんのこと、産業資材やインテリアなど、さまざまな業界でご活用いただける技術をご覧いただけます。また、自動裁断機やプリンティングマシンとそのサンプル、応用事例も併せて展示いたします。 デザインソフト<APEXFiz>によるDXソリューションのデモンストレーションでは、<yarnbank>や<SHIMA Datamall>といった糸データや各種デジタルデータのWEBサービスと組み合わせた運用方法など、商品企画や生産のデジタル化に関する提案をいたします。さらに、バーチャルサンプルを販売促進に活用する方法として、現物アイテムを使用していないバーチャルファッションショーの上映や、消費者に新たな顧客体験を提供できるXR(クロスリアリティ)技術の活用方法などを紹介いたします。
また、日本のアパレル・ファッション業界を牽引するスペシャリストをお迎えし、ニット基礎講座とファッション3DCG講座を開催いたします。さらに、SHIMA SEIKIの子会社である東洋紡糸工業の取組や、社内ベンチャー発のサステナブル素材新事業<ReMateri>、そして廃棄ゼロを目指したニット製品のECプラットフォーム<BLUEKNIT store>も紹介いたします。開催内容の概要は以下の通りです。




SWG-XR154 (ホールガーメント横編機)


SHIMA SEIKIの技術を集約した新たなスタンダードとなるホールガーメント横編機。SHIMA SEIKI独自のスライドニードルを搭載した4枚ベッドやシンカーシステムを一新し、小型軽量4カムキャリッジと自走式ヤーンキャリアを採用。これにより、従来機と比較して25%以上の効率アップを実現し、編成の品質も向上しました。さらに対応可能な糸や編み地の種類が増えたことで、これまで以上に製品のデザインやシルエットのバリエーションを実現できるようになりました。SWG-XRは、無駄を極限にまで抑えたサステナブルな次世代ホールガーメントの生産を可能にする、新しいソリューションを提案します。




SWG091N2 (ホールガーメント横編機)


裁断・縫製を必要とせず編み機から一着丸ごと立体的にニット製品が編み上がるホールガーメント横編機では、手袋・靴下のような小物や雑貨から、タンクトップ、レギンスなどのファッション製品までさまざまなアイテムを生産することができます。ファッション業界のみならず、医療やスポーツ、セーフティ、産業資材などの分野でも幅広く活用できるSWG091N2は、その柔軟な生産性によりビジネスチャンスに繋げていただくことが可能です。




SVR123SP (コンピュータ横編機)


コンピュータ横編機<SVR123SP>は、ループプレッサーベッドを搭載し、インレイ柄の編成に適しています。これにより、編みと織りを融合させたハイブリッド・テキスタイルといった新しい組織の編成が可能となりました。今までニットでは表現できなかった柄や製品の編成が可能になり、様々な分野に新しい提案ができるようになりました。同展では注目の無縫製ニットバッグの編成を実演します。




P-CAM120C (自動裁断機)


芯貼り後や柄合わせの精度裁ちはもちろん、鞄や靴などの小物裁断に最適な、バンドナイフマシンに代わる小型の自動裁断機(NC裁断機)です。裁断テーブルにブラシタイプの固定台を採用したことで生地の固着性を高め、裁断面積もユーザーニーズに合わせてカスタマイズが可能です。裁断ヘッドは、素材に合わせてカッター刃による引き切り、超音波振動によるカット、そしてレシプロ駆動によるナイフ裁断の3種類から選択でき、溶着素材の裁断にも対応していることから、コンテナバッグやCFRP/GFRPなどの産業資材の裁断にも最適です。




SIP-160F3 (インクジェットプリンティングマシン)


超高速で高精細なフルカラープリントが可能な、高品質と高付加価値のオンデマンド・プリンティングマシンです。製品プリントが可能なフラットベッド方式を採用していることで、ニット製品はもちろん、Tシャツ、タオル、バッグなどあらゆるアイテムに対応。キャリッジは昇降式のため、プリントする生地や製品の厚みに応じて高さを調節できます。インクは、反応染料、酸性染料、顔料が使用できるほか、白色顔料インクにも対応しており、濃色ボディへのプリントも可能です。




SDS®-ONE APEX4 (3Dデザインシステム)


企画・デザインから生産・販売までのモノづくり全般をサポートする"All in One"の3Dデザインシステムです。高品位なファブリックシミュレーションやアパレル・雑貨・インテリアなどのバーチャル製品サンプルの作成、配色検討がおこなえることで、商品企画の効率化とDX化が実現でき、リードタイムの短縮が図れます。また、サンプリングにかかるコスト・時間・材料の無駄を削減することが可能で、プレゼンテーション力の強化にも繋がります。作成したバーチャルサンプルはECサイトに掲載することができ、先行受注・予約販売で需要予測し、生産と在庫を最適化することで、売れ残りを防ぎサステナブルな企業活動へ大いに貢献します。




APEXFiz Design (デザインソフトウェア)


近年、アパレル業界だけでなく、世界的にIT・デジタル化が進み、テレワークや在宅勤務が急増するなど、勤務形態が確実に変化しています。そのような時代に応えるべく開発されたAPEXFizは、従来のSDS®-ONE APEXシリーズの強みはそのままに、多様化する勤務形態にフィットするデザインソフトウェアのサブスクリプションサービスです。フルスペックのAPEXFiz Design Proをはじめ、5種類の製品ラインアップをご用意しており、お客様のニーズに合わせて製品の選択が可能となります。丸編みや織物のファブリックシミュレーションのテクスチャマップファイルは、汎用3Dソフトとも併用してご活用いただけます。




APEXFiz PGM (アパレルCADソフトウェア)


アパレル業界などから好評を得ておりますSDS®-ONE APEX4に搭載されたNew PGMソフトの機能はそのままにパターンメイキング・グレーディング・マーキングをそれぞれ独立させたソフトウェアのサブスクリプションサービスです。職場のデスクトップPCや出張用のノートパソコン、自宅PCなど勤務形態に合わせて使い分けることができます。APEXFiz PGMは、お客様の使用用途に合わせてパターンメイキング専用のエントリーモデルAPEXFiz PGM PatternmakerからフルスペックのAPEXFiz PGM Proまで、4種類の製品ラインアップをご用意しています。




yarnbank (糸データ検索WEBサービス)


世界の糸データを検索・閲覧・ダウンロードできる、世界初のWEBサービスです。糸メーカーが参画し、各社の最新の糸情報や糸のデジタルデータを提供しています。ユーザー登録は無料で、自由に閲覧、検索をすることができ、SDS®-ONE APEXシリーズでバーチャルサンプリングに活用できる糸のデジタルデータもダウンロードできます。当展では、yarnbankとSDS®-ONE APEXシリーズの組み合わせによる、DXを活用したサステナブルなモノづくりを提案いたします。




SHIMA Datamall (デジタルコンテンツWEBサービス)


SDS®-ONE APEXシリーズでご活用いただけるニットや3Dの各種データを検索・閲覧・購入することができるデジタルコンテンツWEBサービスです。SDS®-ONE APEXシリーズやyarnbankなど、SHIMA SEIKIのさまざまなサービスと組み合わせて、業務の効率化、DX化、サステナブルなモノづくりへのシフトを実現します。





1. 日時
2023年2月7日(火)~ 9日(木)
午前10時から午後5時(最終日は午後4時まで)

2. 場所
科学技術館1階 9・10・11号館
住所:東京都千代田区北の丸公園2-1

3. 展示内容
SWG-XR154(ホールガーメント横編機)
SWG091N2(ホールガーメント横編機)
SVR123SP(コンピュータ横編機)
P-CAM120C(コンパクト自動裁断機/NC裁断機)
SIP-160F3(インクジェットプリンティングマシン)
SDS®-ONE APEX4(3Dデザインシステム)
APEXFiz Design(デザインソフトウェア)
APEXFiz PGM(アパレルCADソフトウェア)
yarnbank(糸データ検索WEBサービス)
SHIMA Datamall(デジタルコンテンツWEBサービス)
SHIMA KnitManager(ニット生産管理システム)
ホールガーメントニットサンプル
XRマネキンfor APEXFiz(クロスリアリティ体験)
BLUEKNIT store
東洋紡糸工業
新規事業ReMateri(リサイクル紙糸)


4. セミナー内容
ニット基礎講座
登壇者:岩佐正樹氏/Loop工学研究所 主宰

ファッション3DCG講座
登壇者:市川雄司氏/㈱TFL代表取締役、㈱FMB代表取締役、(一社)FDE理事



<問い合わせ先>
編み機・デザインシステム・ソフトウェア・プリンティングマシン:東京支店 撫養(むや)
メール:y-muya.3039@shimaseiki.co.jp
電話:03-3246-0511
CAD/CAM:西日本支店 森内(もりうち)
メール:o-moriuchi@shimaseiki.co.jp
電話:0725-31-0511



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