SHIMA SEIKI 島精機製作所

ニュースリリース

2026年9月15日 プレス SDS

2026年度 国立科学博物館重要科学技術史資料(未来技術遺産)に当社開発技術3件が登録

この度、弊社が開発した「日本の手袋編機の進化過程を表す三つの代表的編機」「ホールガーメント®横編機 MACH2®X」「スライドニードル®」の3つの技術が、独立行政法人国立科学博物館の2026年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されます。
今回の登録は、手袋編機の機械化・自動化から完全無縫製ニットへと発展した技術の歩みと、それを支える独創的な編針技術が、日本の繊維機械技術の発展を伝える歴史的資料として評価されたことによるものです。弊社は今後も、これらの技術資料を適切に保存・公開するとともに、繊維産業の持続的な発展と新たな価値創造に貢献してまいります。



1. 登録された資料について

日本の手袋編機の進化過程を表す三つの代表的編機
~完全無縫製ニットにつながる進化を遂げた三世代の手袋編機~
(1)ゴム糸挿入装置付五指連続手袋編機
(2)全自動手袋編機(角型)
(3)全自動シームレス手袋編機SFG®
日本特有の作業手袋(軍手)編機の発展を示す三機種です。(1)手袋本体と手首部分の連続編成、(2)各部位の制御の全自動化、(3)指先と指股のかがり作業を不要にしたシームレス化へと技術を進化させました。これらは、五本指靴下編機、さらに1995年に誕生した完全無縫製のホールガーメント®横編機へとつながる当社の技術系譜を示しています。
※ゴム糸挿入装置は弊社創業者島正博が開発、五指連続手袋編機は株式会社森精機製作所(現DMG森精機株式会社)の製品

ホールガーメント®横編機MACH2®X
~世界に類を見ない4枚ベッドの完全無縫製横編機~
革新的な多機能編針「スライドニードル®」を装備した4枚ベッド構造により、完全無縫製ニットを立体的に編成する横編機です。コンパクト化したキャリッジの往復ストロークと反転速度の最適制御、走行スピードの高速化、無駄を省いた制御プログラムなどにより、高い生産性とコストパフォーマンスを実現しました。ファッション性の高いニットに加え、医療・スポーツなど新たな分野への編み地活用を広げた横編機として位置づけられます。

スライドニードル®
~4枚ベッドホールガーメント®横編機と多彩な編成技術を実現させた革新的な多機能編針~
約150年にわたり広く使われてきたベラ針の概念を超える多機能な編針です。針に編み目を保持したままスライダーで別の編み目を受け渡す機能により、編柄の多様化を実現するとともに、編成や目移し時のストロークを短くすることでキャリッジの小型化・高速化に寄与しました。編成糸の太さや編み目の粗密の対応範囲も広げ、高付加価値なニットから他業種向けの産業素材まで、幅広い編地を生み出す基盤技術となっています。



2. 国立科学博物館での展示

期間
2026年9月29日(火)~10月18日(日)

会場
国立科学博物館 日本館 1階 中央ホール(東京都台東区上野公園7-20)
詳細は、国立科学博物館 産業技術史資料情報センターのウェブサイト(https://sts.kahaku.go.jp/)をご確認ください。



3. 登録資料の公開

3件の登録資料は、弊社が運営するニットの博物館<フュージョンミュージアム>において展示しています。

所在地
和歌山県和歌山市本町2丁目1番地 フォルテワジマ3階

ウェブサイト
https://www.shimaseiki.co.jp/company/other/fusion_museum/



<問い合わせ先>
総務人事部 和田
Email:soumu@shimaseiki.co.jp
TEL:073-474-8208





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