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HISTORY SHIMA SEIKIの歴史

歴史の中で
“ないものは自ら創り出す”
というスピリッツを錬磨した。

当社は、「手袋編機の全自動化」という難題を掲げて、
島正博が1962年に設立し、
1964年には全自動手袋編機(角型)の開発に成功。
その後、現在の主力事業となる横編機分野に進出しました。
経営理念「Ever Onward-限りなき前進」のもと、
常に新しい技術の開発と革新を目指して、
惜しみない努力と未知なる領域への挑戦を続けています。

  • 会社の歴史
  • 開発の歴史

1960

1962
  • ・島正博が和歌山市手平に株式会社島精機製作所を設立
1964
  • ・全自動手袋編機(角型)の開発に成功

スタートライン

会社設立から3年目の1964年、島正博は手袋編機の開発に日夜邁進するも、開発資金が底をつき6,000万円もの借金を抱えていました。そして60万円の手形決済を翌日に控えた同年12月24日には資金繰りに目途が立たず、倒産寸前の窮地に立たされていました。しかしこの日の夕刻、奇跡が起きます。それまでまったく面識のなかった男性が現れ、「翌日の手形決済に間に合うように」と、現金が入った風呂敷包みを差し出してくれました。その方は、和歌山県の企業診断員から当社の窮状を聞き、見ず知らずだった一青年を救うために大金を用意してくださったのでした。九死に一生を得た島は、それから丸一週間、不眠不休で開発を続け、大晦日、ついに世界初の全自動手袋編機(角型)を完成させました。そして年明けから順次展示会を開催し、合計で約600台の注文を獲得。全自動手袋編機メーカーとしてスタートを切ることになりました。

全自動手袋編機(角型)

1967
  • ・世界初の全自動フルファッション衿編機「FAC」を開発、横編機業界へ進出
1968
  • ・和歌山市坂田に工場を新設し、本社を同地に移転
  • ・全自動セミフルファッション横編機「SF」を開発
1969
  • ・東京晴海国際ニット技術展に「SF」などを出展し、
    横編機メーカーとして本格的にスタートを切る

1970

1970
  • ・全自動シームレス手袋編機「SFG」を開発
1971
  • ・第6回ITMA展(パリ)で国際的評価を受け、本格的な輸出に取り組む
1974
  • ・NC工作機械を導入
1975
  • ・全自動シマトロニックジャガード手袋編機「SJG」を開発
1978
  • ・シマトロニックコンピュータ制御横編機「SNC」を開発
  • ・ニットの柄組みを行うテープメイキングシステム「TMS」を開発
1979
  • ・シマトロニックジャガードコンピュータ制御横編機「SEC」を開発

分岐点

1974年、日本経済を襲った前年のオイルショックの影響により、当社も大変厳しい経営状況に陥りました。
金融機関から人員整理を勧められるなど、経営の岐路に立たされることに。島正博は三日三晩寝ずに考えた結果、人員整理の勧告を断り、 NC 工作機械を導入するという、真逆ともいえる決断を下しました。「これからの時代はニット生産も大量生産から多品種少量生産への変革が起こる」と信じ、コンピュータ制御に対応した横編機の開発を目指していきます。最新鋭の工作機械を導入することによって高精度なパーツの自社生産ができ、さらに工作機械を使いこなすための人材採用や育成など、この逆境の中で下した島の英断がその後の事業基盤を固める礎となっていきました。

シマトロニックコンピュータ制御横編機「SNC」

1980

1981
  • ・初めてCGを採用したシマトロニックデザインシステム「SDS-1000」を開発
1982
  • ・グラフィックユニットを自社製にしたシマトロニックデザインシステム「SDS-500」シリーズを開発
1985
  • ・初の海外現地法人 SHIMA SEIKI EUROPE LTD.(イギリス)を設立
  • ・編み立て寸法誤差を±1%以内に収める「デジタルステッチコントロールシステム(DSCS)」を発表
  • ・フルカラーに対応したコンピュータグラフィックシステム「SDS-380」シリーズを開発。テレビ局、自動車業界などに採用される
1986
  • ・SHIMA SEIKI U.S.A. INC.(アメリカ)を設立
  • ・高画質で高速処理が行えるマルチデザインシステム「SDS-480」を
    開発
1988
  • ・洋服の型紙を作成するアパレルCAD「PGM-2」を開発
  • ・第2世代型コンピュータ横編機「SES」シリーズを開発

コンピュータグラフィックス

消費者が求める多彩なファッションを具現化するには、横編機と連動したデザインツールの提供が不可欠と考え、デザインシステムの自社開発に乗り出していくことに。「SDS-1000」を開発した 2年前の 1979 年、無人惑星探査機「ボイジャー」を打ち上げていた NASA(米航空宇宙局)が土星の CG アニメーションを作るために使用し、役目の終わった 3 枚のグラフィックボードを民間に払い下げるという情報を得て、そのうちの 1 枚を 1,500 万円で譲り受けました。コンピュータグラフィックス(CG)という言葉が一般に浸透していなかった時代に開発された「SDS-1000」は、本格的な展開を始めていきます。その後、シマセイキの CG 技術は、テレビ業界など異業種でもデザインツールとして評価を高めていくことになりました。

デザインシステム「SDS-1000」

1990

1990
  • ・大阪証券取引所市場第二部に上場
  • ・ニッター向けスーパーマイクロSDSを開発
1991
  • ・積層式生地自動裁断機「P-CAM」を開発
  • ・フルシンカーシステム搭載のコンピュータ横編機「SES122-S」を開発
  • ・異業種向けデザインシステム「ハイパーペイント2」を開発
1992
  • ・大阪証券取引所市場第一部に上場
1993
  • ・4面ベッド方式採用のコンピュータ横編機「SES122RT」を開発
1994
  • ・経編機能を備えたコンピュータ横編機「SPL102CS」を開発
1995
  • ・完全無縫製型のコンピュータ横編機「SWG」を開発。
    第12回ITMA展(ミラノ)に出展
1996
  • ・東京証券取引所市場第一部に上場
1997
  • ・世界初のスライドニードルを搭載したホールガーメント横編機
    「SWG-FIRST」を開発

完全無縫製型のコンピュータ横編機

1995年、4年に1度開催され「繊維機械のオリンピック」と称されるITMA展がイタリア・ミラノで開催されました。当社はこの展示会に完全無縫製型コンピュータ横編機「SWG」を出品。糸をセットすると、30分で無縫製のニット製品が一着丸ごと編み上がり、会場に詰めかけた世界の繊維関係者に「東洋のマジック」と称賛されるほど、大きな衝撃を与えました。当時の国内ニット業界は、アジアからの安価な輸入品により産業空洞化が進み、危機に陥っていました。当社はこの状況に立ち向かうべく、4年後のITMA展への出展予定を前倒しし、戦略的にこの機種を発表しました。その後、この機械で編み出されたニットウェアは、「ホールガーメント」と命名され、それを編む機械は「ホールガーメント横編機」と呼ばれることになりました。

コンピュータ横編機「SWG」

2000

2000
  • ・革新的な新デザインシステム「SDS-ONE」を発表
2002
  • ・無製版型プリンティングマシン「SIP-100F」を開発
2003
  • ・小物やアクセサリーに対応したコンパクトなホールガーメント横編機
    「SWG021」を開発
2005
  • ・縦糸挿入装置を備えたハイブリッドコンピュータ横編機「LAPIS」
    を開発
2006
  • ・島精榮榮有限公司(中国・香港)を設立
  • ・SHIMA-ORSI S.R.L(イタリア)を設立
  • ・コンピュータ横編機「SSG」シリーズ、「SIG」シリーズを開発
2007
  • ・第53回大河内記念生産特賞を受賞
  • ・生産性を大幅に向上させたホールガーメント横編機「MACH2」シリーズを開発
  • ・ホールガーメントの立体表現を可能にしたデザインシステム
    「SDS-ONE APEX」を開発

All in One

従来のファッション業界の企画・生産方法はリードタイムが長く、それに伴う高コストという構造でした。しかし消費者ニーズが多様化していく中、新しいモノづくりが必要とされており、当社が開発した「SDS-ONE」は“All in One”のコンセプトのもと、マルチウィンドウ機能を加えたことにより、ニット CAD、CG などさまざまな機能を一つに集約することに成功。ニットデザインにおける柄作成時間の大幅な短縮を実現しました。さらに高精細なバーチャルサンプルを活用することで、実物のサンプル作成の時間とコストを省き、効率的な生産を可能にしました。この画期的な製品はイタリアの大手アパレルメーカーなどにも採用されるなど、当社が提唱する「トータルファッションシステム」が浸透していきました。

デザインシステム「SDS-ONE」

2010

2010
  • ・コストパフォーマンスに優れたコンピュータ横編機「SSR」
    シリーズを開発
2011
  • ・世界初の21ゲージにおける成型が可能なコンピュータ横編機
    「SWG-FIRST154」を開発
  • ・シミュレーション機能の強化・高速化を図ったデザインシステム
    「SDS-ONE APEX3」を発表
2012
  • ・創立50周年を迎える
  • ・炭素繊維、複合素材などの産業資材に対応する自動裁断機
    「P-CAM120C」を開発
2013
  • ・ループプレッサーベッドを搭載したコンピュータ横編機
    「SRY123LP」を発表
  • ・コンピュータ横編機「SVR」シリーズを発表
2014
  • ・インクジェットプリンティングマシン「SIP-160F3」を開発
2015
  • ・世界初の可動型シンカー搭載4枚ベッドのホールガーメント横編機「MACH2XS」発売
2016
  • ・WEBサービス「staf」を開設
2017
  • ・島正博が代表取締役会長、島三博が代表取締役社長に就任

さらなる進化

ホールガーメント横編機を発表してから20年目となる2015年、当社独自の4枚ベッド機構に微細な可動型シンカー装置の搭載に成功。新たに「MACH2XS」が開発されました。開発、生産面でのさまざまな課題を克服し、技術と努力が結実したこの「MACH2XS」は、生産性向上だけではなく、これまで以上に立体的な柄バリエーションが広がり、さらに魅力ある商品を生み出せるようになりました。進化を遂げるデザインシステム「SDS-ONE APEX3」と連動させることにより、ニットのモノづくりは大量生産型だけでなく、細やかなニーズに対応できる消費地での生産もこれまで以上に増えていくものと確信しています。当社はこれからも、モノづくりの変革を提案し続けてまいります。

ホールガーメント横編機「MACH2XS」

2020

2020
  • ・世界初の糸検索サービス「yarnbank」を開設
2021
  • ・デザインソフトウェアのサブスクリプションサービス「APEXFiz」を開設

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