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ホールガーメントについて

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目次

ホールガーメントとは? ホールガーメントとAPEX3によるニット生産と流通の改革 ホールガーメントのメリット 進化するホールガーメント

多彩な分野への展開 デザイン企画とホールガーメント 20年におよぶ技術革新 ホールガーメントユーザーへのサポート



ホールガーメントとは?

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WHOLEGARMENT

通常ニットウェアは、前身頃、後身頃、袖といったパーツを別々に編成して縫い合わせることによってできています。それとは対照的に、SHIMA SEIKIのホールガーメントニットウェアは、一着まるごと編み機から直接、立体的に編み上がります。そのため裁断や縫製といった後工程が不要となり*、労力や時間の削減が図れるほか、縫製に高度なスキルを要する立体成型、あるいは縫製が不可能な複雑なアイテムなど、まったく新しいニットの発想をも実現可能とします。身体の動きを妨げる縫い代がないのでファッションはもちろんのこと、スポーツやメディカルの分野でも、機能衣料やウェアラブルなスマートガーメントの生産にも最適です。また、縫い目がないので『第二の肌』と呼ばれるほどの着心地が得られます。さらに一着分の糸しか使用しないので環境に優しく、“理想のニットウェア”といえます。

*製品により、一部縫製が必要な場合があります。



理想のニットウェア

理想のニットウェア、ネックライン、ドレープ、立体



ホールガーメントとAPEX3によるニット生産と流通の改革

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ホールガーメントとは、単に縫製を省いたニットウェアではありません。企画からデザイン、生産、流通、マーケティングそして販売までの全体の流れを刷新する、新しい思考に基づいたまったく新しいニット製品です。



ニット生産を消費地に取り戻す

繊維産業では、安い人件費や人手の確保を求めて海外へ生産拠点をシフトしてきましたが、現在、ニット生産を消費国へ戻す効果的な手段としてホールガーメントが注目されています。高効率、高生産性に加え、労働や資源への依存を軽減できることで、ホールガーメントによるニット生産の返還は、海外生産の現実的な代替手段となります。 さらにSHIMA SEIKIのデザインシステム〈SDS-ONE APEX3〉との組み合わせで、ホールガーメントによる生産は21世紀における世界のニット業界に革命的な変化をもたらすに違いありません。



従来のニット生産とSDS-ONE APEX3を使用したホールガーメント生産の比較

比較

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デザイン企画とホールガーメント


ホールガーメントのメリット

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ホールガーメントのメリット

従来の編成方法にとってかわるホールガーメントには、他に類を見ない優位性があります。ホール ガーメントにより、デザイナー、アパレル、ニットメーカー、マーチャンダイザー、バイヤー、小売、そして消費者にとってこれまでにない新しいメリットがみえてきます。

メリット

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進化するホールガーメント

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ホールガーメント独自の立体編成により、シンプルなプルオーバーから今までにないアイテムの創造まで、ホールガーメントならではの新しいニットの世界をつくることができます。また、これまでにない着心地と快適性、運動性能などに加え、魅力が増すドレープやギャザー、ブラウジングといったボリューム感など、通常なら複雑な縫製を要するデザインも効率良くすっきりと仕上がります。さらに高い生産性と生産効率、そして省力化、省資源化も実現でき、あらゆる面で究極のニットといえます。



綺麗なフレアや大胆なドレープ

綺麗なフレアや大胆なドレープ

型紙にもとづいた立体編成により、接ぎ数の多いフレアスカートやドレスが無縫製で編成できます。引き返し編成で蹴回しの分量も自由に調整でき、思い通りのシルエットが表現できます。また、大胆でエレガントなドレープも表現可能です。



インレイ組織

地糸で編み立てた編み地に、別糸を編目の間に織り込むことで、ニット本来のやわらかな伸縮性と布帛のしっかりした高級感を織り交ぜたユニークな製品が出来上がります(インレイキャリア· オプションを使用すると、効率的にインレイ編成がおこなえます)。

Airdrobe (Air + Wardrobe)

Airdrobe (Air + Wardrobe)

インレイ技術を活用したホールガーメント製品で、驚きの軽さと快適な着心地が特長です。ジャケット、コート、スーツなど従来布帛でしかなかったようなアイテムをニットで表現できます。横方向に編成することで、横方向にストレッチ性を持たせながらも、縦方向には伸縮を抑えて形態を安定させることも可能です。



無縫製ならではの美しさ

無縫製ならではの美しさ

レース柄や透明糸を使ったデザインなど、本来なら縫い代が透けて目立つ製品も、ホールガーメントなら縫い代を気にせず透明感そのものを綺麗に演出できます。

異素材の組み合わせ

異素材の組み合わせ

ホールガーメントでは、縫製することなく部分的に異なる素材や組織、風合いを切り替えることができます。また、脇下に吸湿·速乾素材、あるいは汚れやすい衿や袖口に撥水防汚加工を施した素材など、機能素材を使用することができ、商品に様々な付加価値を付けることが可能です。



MACH2XS

MACH2XS

SHIMA SEIKIの新機種MACH2XSは、世界で初めてスプリング式可動型シンカーを搭載した、4枚ベッド機構のホールガーメント横編機です。SWG-XやMACH2Xからさらに進化を遂げたMACH2XSでは、ホールガーメント製品の可能性が大きく広がり、さらに従来より効率の良い、安定した編成を実現します。

MACH2XSのページへ



引き返し編成

MACH2XSの可動型シンカーにより、引き返し編みが容易になりました。よりパターンに忠実な形状が実現し、また無縫製で立体的なシルエットや、立体的な編み組織·ディテールの編成が可能です。ホールガーメントの魅力を、今までにない領域へと拡大します。

より深い前下がり

より深い前下がり

MACH2XSでは引き返し編成が容易になり、従来では表現できなかったより深い前下がりが編成可能となりました。ホールガーメントによる新感覚の製品でニットの魅力が増します。



インターシャ風ニット

インターシャ風ニット

引き返し編成をおこない、色を切り替えることで、まるでインターシャのような柄が編成可能です。

立体的な組織柄

立体的な組織柄

MACH2XSでは可動型シンカーの採用により、ピンタックなどの立体組織が容易に編成可能です。



ディテールの編み付け

ディテールの編み付け

編み付けのフリルも、MACH2XSではフリルの分量を多く編成でき、製品としての魅力が増します。

3Dパンツ

3Dパンツ

MACH2XSの立体編成により、ヒップの形状や脚のラインを綺麗に見せ、前方の丈を長くすることで脚を曲げた時のつっぱりを解消するなど、履き心地も向上させた3Dパンツが無縫製で編成可能です。



ニューベーシック

ニューベーシック

優れた性能のMACH2XSで編んだ、綺麗な編み地とディテールが特長のホールガーメントは、ベーシックなスタイルにこそ大きく貢献します。



多彩な分野への展開

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MACH2XS、SWG-N2シリーズ

SHIMA SEIKIのホールガーメント横編機のラインアップは、様々なモノづくりに対応しています。MACH2XS以外にも、コンパクトで編成効率の良い「SWG-N2」シリーズは、ニット小物や雑貨の生産に最適なホールガーメント横編機です。手袋、ソックス、レギンス、サポーター、帽子、スカーフ、ネクタイ、カバン、巾着、財布などのニットアクセサリーが無縫製で編成でき、多彩な分野に対応します。

「SWG-N2」シリーズのページへ



ファッションの領域を超えたホールガーメント 

ホールガーメント技術で縫い目のないチューブや立体的な形の編成が可能となり、ファッションの領域を超えてインテリア、スポーツ、医療、自動車産業、航空宇宙産業、そして工業繊維など、様々な業界がホールガーメントへの関心を高めています。

ファッションの領域を超えたホールガーメント

ウェアラブルテクノロジー

ウェアラブルテクノロジー

スポーツ、レジャー、セーフティ、メディカルなどの分野において、導電性糸を使用したスマートガーメントの用途が増しています。一着丸ごと立体的に編み上げるホールガーメントこそ、このようなウェアラブルテクノロジーのポテンシャルを最大限に活かせます。



理想的な子供服

理想的な子供服

無縫製のホールガーメント製品は縫い代による肌への刺激がなく、ベビー服、子供服に最適です。また衣服の伸縮を妨げる縫い目がないため着脱が容易です。同様に、ホールガーメント製品は医療や介護にも向いています。



デザイン企画とホールガーメント

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SDS-ONE APEX3

ホールガーメント製品は、ホールガーント横編機だけで完成するものではありません。横編機と同様に重要なのが弊社のデザインシステム SDS-ONE APEX3です。SHIMA SEIKIのトータルニッティングシステムの核となるAPEX3は、企画から糸のデザイン、ニットデザイン、編み機プログラムの作成、そしてセールスプロモーションに至るまでニットのサプライチェーン全体をトータルにサポートします。リアルなシミュレーション、効率的な生産を可能とするAPEX3は、世界に類を見ないデザインシステムです。

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糸作成とループシミュレーション

糸作成とループシミュレーション

シミュレーションに使用する糸は、スキャナ入力のほか新規で作成も可能です。糸番手、糸取本数もリアルなシミュレーションに反映されるため、現物サンプル製作の削減に貢献します。

パターンメイキング・グレーディング

パターンメイキング・グレーディング

APEX3は、パターンメイキング · グレーディング機能をフル装備しています。魅力のある高品質のホールガーメント製品の型紙が作成可能で、またグレーディングソフトにより各サイズに最適なシルエットを作り出します。


3Dフィッティングシミュレーション

3Dフィッティングシミュレーション

型紙はバーチャルで縫い合わせ、3Dモデル上に着装してイメージの確認ができます。

リアルタイム3Dビュー

リアルタイム3Dビュー

3Dイメージを見ながら、柄の配置や配色の検討がおこなえます。型紙上で柄を編集すると、リアルタイムで3Dモデルに反映されます。


3Dバーチャルサンプル

3Dバーチャルサンプル

新しい3Dグラフィックエンジンによる高品質でリアルなバーチャルサンプルを使用することで、素早く効率的に製品イメージの確認がおこなえます。リードタイムの短縮を図り、時間、労力、資源等コストの掛かるサンプリングを最小限に抑えます。また事前にイメージをプレセール等のマーケティングに活用することで、市場ニーズをつかんで在庫の最適化に貢献します。



20年におよぶ技術革新

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1995年のITMAで初公開されたホールガーメント横編機

1995年のITMAで初公開されたホールガーメント横編機

1995年の国際繊維機械見本市(ITMA)で「東洋のマジック」と称賛されたホールガーメントは、生産性、効率性、柔軟性、信頼性、また編成できる柄や製品構成の拡大など、これまで多くの進化を遂げてきました。ホールガーメントのメリットは、今や単に無縫製ということだけでなく、様々な可能性を秘めています。技術革新から20年を経てホールガーメントは、21世紀の横編みニットの生産を請け負う準備が整いました。
WHOLEGARMENT20周年
ホールガーメントの技術革新は2015年には20年を迎え、成人同様に社会貢献をはじめます。ホールガーメントには今後、ニット生産の主流として大きな期待が寄せられます。



驚異の特許数

SHIMA SEIKIが世界中に出願した特許の数は5,000を超えています(2016年2月時点)。これらのうち2,000以上がホールガーメントに関する特許です。

受賞歴

SHIMA SEIKIとその社長、島正博はホールガーメントに関する多くの実績について高く評価されています。

1996 第18回繊研賞 繊研新聞社
1997 経営者賞  財界研究所
1999 第19回毎日経済人賞  毎日新聞社
1999 工業所有権制度関係功労者表彰  特許庁
2002 毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞  毎日新聞社
2004 繊研合繊賞 特別賞  繊研新聞社
2005 関西財界セミナー賞2005 大賞 関西経済連合会 関西経済同友会
2005 デザイン・エクセレント・カンパニー賞  日本産業デザイン振興会
2006 知財功労賞 経済産業大臣表彰  経済産業省 特許庁
2007 第53回大河内記念生産特賞  大河内記念会
2010 イタリア連帯の星勲章 コメンダトーレ賞  イタリア大統領
2012 米国繊維歴史博物館  殿堂入り
2014 名誉経営学博士号  米国ドレクセル大学
2015 企業家大賞  企業家ネットワーク 『企業家倶楽部』


手袋からの進化

手袋からの進化

SHIMA SEIKIの原点でもある全自動手袋編み機から初めて手袋が編み降りてきた瞬間、島正博には21世紀に向けて進むべき会社の方向性が見えました。ヒントは、手袋そのものにありました。

手袋の上下を逆にし、真ん中の3本の指を身頃に、小指と親指を袖に、手首を衿に見立てると小さなセーターの完成です。無縫製の手袋から無縫製のプルオーバーを連想しました。



年表

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長年に渡る、SHIMA SEIKIの横編機とデザインシステムの進化における数々の技術革新。それらの多くはホールガーメントの開発、といったゴールに向けた通過点にしか過ぎなかったのです。



ホールガーメントユーザーへのサポート

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20年に渡るホールガーメント横編機の開発、製造、販売の経験を元に、ホールガーメントユーザーへのサポート体制を確立してきました。現在、ホールガーメントは世界中のニット生産に大きく貢献しており、ユーザーサポートはますます重要になってきています。



ホールガーメント製品タグ

ホールガーメント製品タグ

ホールガーメント製品タグは、店頭で、従来のニットウェアとの差別化を図るための販売促進ツールです。ホールガーメント製品の商品企画、生産、販売に携わるデザイナー、アパレル、ニットメーカー、MDやリテイラーなどに活用されています。これまでに累計で1200万枚が販売されています(2016年2月時点)。

WHOLEGARMENTタグについて



コミュニケーションスペース

コミュニケーションスペース

ニューヨークおよびミラノのデザインセンター、東京支店、西日本支店、そしてロサンゼルス、イギリス、韓国、上海、香港の各拠点には最新のサンプルを展示し、デザイナー、MD、糸メーカーとニットメーカーの間での会議の場を提供しています。

最新のトレンド情報

最新のトレンド情報

さまざまなファッションイベントへの参加やサンプルコレクションの制作により、タイムリーなトレンド情報を提供します。


講習

講習

SHIMA SEIKIは、本社ならびに世界中の子会社や支店、代理店で技術講習をおこなっています。

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SHIMA SEIKI ユーザーサイト

SHIMA SEIKI ユーザーサイト

SHIMA SEIKIのユーザーサイトに登録すると、8,500点以上のホールガーメントサンプルを含む総計10,000点以上のニットサンプルを閲覧し、編成データを購入、ダウンロードすることができます。当社横編機のメンテナンス方法の動画配信や講習資料なども掲載しています。

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