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SWG-Xは、最も品質の高いホールガーメントを効率よく編み上げる横編機です。ホールガーメントを最適に編むために、新発明のスライドニードルをセットした4枚のニードルベッドと、ループプレッサーを搭載しました。前・後身頃にそれぞれ2枚のニードルベッドを使用することにより、エレガントできれいなシルエットのホールガーメントが容易に編めます。また、前後個別にテンションを調整することが可能な引下げ装置が、3次元の立体的な編成も可能にしました。SWG-Xシリーズには、5G,8G,12G,15Gのゲージバリエーションがあり、普通糸使いで4Gから16Gまでの風合いの編成が可能になりました。すなわち、通常のニット製品のゲージをSWG-Xでほとんどカバーできます。また、ダブルニットが可能なSWG174-Xでは、ジャカードやインターシャ使いの多色ニットウェアの編成効率が向上され、世界的なデザイントレンドへの対応が容易となりました。SWG-Xは、その豊富な機能と広範囲な製品バリエーションでホールガーメントの新たな可能性を生み出します。

SWG-Xは、スライドニードルを備えたニードルベッドを4枚搭載し、従来のV型ベッドの上にもう2枚追加した構造を持ちます。4枚のベッドをフルに活用すると、今まで比類の無い目移しのポテンシャルを持ち、様々な柄やパターンの編成が新たに可能になりました。
ホールガーメントの編成を容易にするべく、SHIMA SEIKIではニットの原点となる「編み針」を一から見直しました。新たに開発された「スライドニードル」は、過去150年間に渡って使われ続けてきたラッチニードル(ベラ針)とはまったく異なった設計で、今まで考えられなかった編成を可能にします。従来のラッチに代わる柔軟な2枚組のスライダー機構は、ニードルフックより更に上部へ突出するため、複雑な目移しに威力を発揮します。スライダーで目移しをおこなうことにより、今まで目移しに使われていたトランスファークリップが不要となり、針を溝の中心に配置することが可能になりました。そのためスライドニードルは、左右対称のループをつくり、高品質できれいな編地を編成します。

SWG-Xの新しい引下げ装置は、前後の独立したパネルに、編地を引っ掛けるための小さなピンが並べられ、前後の引下げ張力を個別に調整できます。さらに、それぞれのパネルは1.5インチ間隔で作用範囲が調整でき、引下げ張力をより細かくコントロールできます。これにより、ホールガーメント編成時に三次元的な成型が可能となり、例えばセットインスリーブでショルダーラインを身頃の後ろの方へ回すなど、より身体に合ったフィット感を実現します。

世界初のデジタルステッチコントロールシステムDSCSは、長年の経験とノウハウによって最も精度の高いデジタルシステムとして世界的に評価されてきました。そのDSCSの性能を引き継ぎながら、さらにパワーアップしたのがi-DSCS。DSCSが糸送りを制御しながらステッチ長と張力を調整するパッシブなシステムなのに対し、i-DSCSでは必要に応じて糸送りと戻しの両方向を制御するアクティブなシステムです。ストレッチヤーンやファンシーヤーン、スラブ糸など今まで編成が困難であった糸にも対応し、より高い品質と生産性を可能にします。DSCSと同様に、i-DSCSは異なるロット間やリピートオーダーの場合に一貫した品質を保ち、高精度を要求するホールガーメント製品の編成に貢献します。

従来の糸の切り替えは2本の糸を編成途中で切断して機械的に結んでいましたが、エアスプライサーでは圧縮した空気を吹きつけることで瞬時に糸を接合します。糸を結ぶのではなく接合することにより継ぎ目が小さくなり、編成時における糸切れが少なくなります。さらに糸の供給量を正確に制御するi-DSCSと連動することで正確なタイミングで糸を切り替え、品質の高い多色柄の編成が可能です。今までキャリア数の制限により多色編成しづらかったホールガーメントでもエアスプライサーにより少ない数のキャリアでの切り替えが可能となり、マルチカラー・ホールガーメント製品の展開が容易になりました。





























